「入学金を支払っていなかった生徒を入学式に参加させない」
というニュースが巷をにぎわせている。

たしかに、ちょっとひどい気もするが、
しようがない部分もある。

今や、道徳の崩壊が深刻で、
報道では(その報道ですら信用できないのではあるが・・)
裕福な家庭の授業料や給食費などの滞納が問題になっている。

道徳が崩壊しつつある以上、
ある程度の法で秩序を維持するのは大変重要だと思う。

私立などでいえば、
決まった日に入学金を入金しなければ、入学は取り消されます。
上記の事件は、
その周知徹底の仕方に問題があったかも知れないが、
原則的には、しようがないのかもしれない。
なぜなら、高校は、義務教育ではないからです。

このような事をおっしゃっている人もいます。

藤田英典・国際基督教大教授(教育社会学)の話 高校進学率は97.7%に達し、すでに準義務教育化している。公立学校を運営する自治体は、教育の機会を提供し保障する責任がある。経済的な理由で高校教育をあきらめる生徒がいるのは、好ましい事態ではない。自治体も減免制度を設けているが、奨学金や貸し付けなども含めて助成システムを国が整える時期に来ている。

僕は、この意見には、何を寝ぼけた事をッと思います。
あくまでも、準義務教育化はしていたとしても、義務教育ではありません。
たしかに、経済的に苦しい人を救済するシステムは重要だと思いますが、
では、どこまで救済していくべきなのでしょうか??

例えば、生活保護や健康保険等の問題は、生死に関わる事ですから、セイフティネットとして、救済すべきでしょう。
ただ、義務教育外までの救済となると、では、税率をどんどん上げていかざるをえないでしょう。

国家の根幹が、「人である」と思う。
そう言う点で、教育を周知徹底する事は非常に重要であると思う。
であれば、他に考えなければいけない点は多々あると思う。

人は生まれながらにして、平等ではありません。
貧しい家もあれば、裕福な家庭もある。
幸せな家庭もあれば、不幸せな家庭もある。

ただし、その人自身の能力としては、平等です。
人間は生まれてきた時点で、超エリートです。
何億という精子同士の戦いに勝ち、
受精を勝ち取り、
十月十日を無事乗り越え、
この世に生を受ける。
ある人は、コンピューター10万台に匹敵する能力を脳は持っているといいます。

中学時代も不良でまともに勉強もしてない、ドロップアウトしたような人でも、ものすごい成功を収めている人は一杯いますし、
超難関校に合格しても、殺人を犯す人間もいる。

つまりは、その能力を、その本人が
「いつ生かそう」
と気づくかどうかが重要で、
気づけば、勉強などすぐ出来るという事です。
ようは、学歴ではないという事。
頑張れば、いつでも、どんな人間でも必ず成功する事が出来るという事。

こういう事を義務教育の中で、しっかりと教えてあげる。
そして、いつも言うように道徳教育を徹底する。
そうすれば、勉強が出来なくとも、
素晴らしい人間にきっとなるであろうし、
学校に行かなくとも、勉強をする人間になるだろうと思う。

人間、どんな環境でも、やれる事はある。
そして、やり続ける事は力になる。